社会を構成する一員として
労働組合にとって、政策制度課題への取り組みも重要なテーマです。
賃金・一時金など働く条件を向上させても、日本の経済・社会のシステムが改善されなかったら、私たちの生活は良くなったとは言えません。労使では解決できない立法・行政の問題(税金・年金・福祉・医療・介護・教育…)は山積されています。総合的に生活改善していくためには、会社の中だけでなく、広く社会全体に目を向け、政策・制度面での課題解決にも積極的に取り組む必要があります。
電機連合による政党・省庁との政策協議
ヤマハ労組の上部団体である電機連合では、政党・省庁との政策協議を毎年行ない、政策・制度の実現に向けて取り組んでいます。
国会に行ってみよう
組合員の皆さんに国政を身近に感じてもらうために、例年12月に「国会見学会」を開催し、本会議場内の見学や国政報告会などの場を設けています。毎年100名前後の組合員にご参加いただいています。募集は10月頃、ユニオンニュースやもこもこなどで行なっていますのでぜひ一度ご参加ください。
地協・労福協の取り組み
連合の地方組織である連合静岡の中には、9つの「地域協議会(地協)」があります。このうち、ヤマハ労働組合の本社・豊岡・天竜支部が加盟する浜松地協では、加盟組合が市民クラブと連携し、行政要望を取りまとめています。地協には各労組の役員を派遣し、市議会での代表質問や一般質問の内容について、労働者の立場から意見を出しています。
また、労働組合をはじめとした労働者福祉に関わる事業団体で構成する「一般社団法人静岡県労働者福祉協議会(労福協)」にも顧問議員がいます。組合員の意見を集約し、顧問議員を通じて市政への提案につなげています。
【関連リンク】
・労福協経由で浜松市長へ提出した「働く人の総合的な福祉向上にむけての要望書」(2024年9月)
・浜松市長から要望書への回答(2024年10月)